イースター島編②-モアイに虹が架かる。
ユーコン川下りを終え、カナダ、ユーコン準州の州都ホワイトホースにてキャンプ生活を送っています。だって、宿代メチャクチャ高いんだもの…
そして、ネットを拾いにカフェに入り浸るという生活。慌ただしく動き回っていたので、たまにはこんな生活もいいでしょう。
ってことで、今回はイースター島第二弾、モアイ編です。
それでは、Check it out!!
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モアイの製作現場、ラノ・ララク
衝撃的な鳥人伝説とその儀式を学ぶことができたオロンゴ。
レンタカーを借りている僕らは、イースター島の見どころを回ります。
ところで、イースター島といえば皆が思い浮かべる『モアイ』。
このモアイは「祭祀目的で立てられた」と言われているみたいだけど、詳しい祭祀形態については諸説あって、これが正しいっていう定説もないんだって。
モアイにも色々な形態があって、時代が新しくなるにつれ僕らが思い浮かべる顔の長いモアイになるみたい。
その色々な形態のモアイを見れるのがここラノ・ララク。
大きな噴火口に岩山がそびえ立ち、そこにはポツポツと大きな物体が見えます。
ここはモアイを削り出していた岩山で、モアイの生産場所と言われています。
エントリーを通り、近づいてみるとそこには…
モアイ!
モアイ!!
モアイ!!!
いたるところにモアイがいて、
地中に埋まってるモアイも多数。
岩肌から削り出される途中で、放置されてしまっている巨大モアイも。
それにしても巨大です。
他には正座をした人の形をしているモアイも。
これはモアイが作り始められた初期に製造されたものみたい。
ラノ・ララクはモアイの制作過程を知ることのできる、すごく興味深い場所。
ただ、ここから島全体にどうやってモアイを運んで行ったのかは正確には分かっておらず、本当に不思議な遺物だと改めて思わされました。
虹の架かるトンガリキ
そのあと小雨が降る出してきたんだけど、15体のモアイが海岸線に立ち並ぶアフ・トンガリキへ。
そこで待ち受けていたのは、今回のイースター島訪問で一番の絶景。
そこにはなんと!!
15体のモアイに架かる虹。
雨に濡れながらこのモアイを見ながらこのイースター島が歩んできた歴史を考えていると、
なんというか人間ってちっぽけで愚かな生き物だけど、時として凄いことも成し遂げるんだなと、
しんみり。
ただ自分がここにいるという事実。
こんな絶景に出会えるチャンスは、これからの人生で何度あることか。
この完璧なタイミングでこの場所に入れたことに感謝です。
また、トンガリキは日の出の絶好スポット。
海岸線の向こう側から上がってくる太陽に、
モアイたちが照らされ、
いつまでもここにいたいと、思わせてくれる素敵な場所でした。
ある女性の一言と、ある企業の粋な計らい
ちなみに、モアイはイースター島に約900体残されているみたいなんですが、
そのほとんどが、モアイ倒し戦争にて倒されていました。
現在再び立っているモアイは、ある女性の言葉をきっかけに、ある国の一企業が全面的に協力して修復されたもの。
その経緯は、以下Wikipediaより
香川県高松市に本社を置く株式会社タダノが、1992年からクレーンなどをイースター島に持ち込んで、島南部のアフ・トンガリキにある15体のモアイ像の復元・修復などを行い、使用後のクレーンなどをイースター島に寄贈している。これはTBSの『日立 世界・ふしぎ発見!』で1988年の秋にイースター島を特集した際、「クレーンがあれば、モアイを元通りにできるのに」という知事の声を放送したところ、解答者である黒柳徹子が「日本の企業が助けてあげればいいのに」という内容の発言をし、それをタダノの社員が見ており、社長が話に乗ったのがきっかけである 。クレーンの運搬にはチリ海軍の協力を得ている。費用も全額タダノが出費している。
なんと!!
黒柳徹子さんの一言が、日本企業のタダノを動かし、
そして実際に修復が行われたという、超ド級のいい話。
彼らの素晴らしいマインドにより、世界各国の観光客や島民たちが在りし日のモアイの姿を眺め、楽しめることができているというのは、日本人の僕としてすごく嬉しく、誇りに思えることでした。
彼らの協力とそれを受け入れてくれたチリ政府に、
ありがとう!!
今回はモアイの神秘的な姿を紹介させてもらいました。
次回は、モアイに絡めイースター島のさらなる魅力について書いてみたいと思います。
それでは、また。
チャオ!!
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