ヤマナ族。衝撃的な生活スタイルとその行く末。
現在は鏡張りで有名なボリビア、ウユニに滞在しています。
時期的には遅いと言われていましたが、絶賛鏡張り中です。
すごいぞ!ウユニ!!
ってことで、今日はパタゴニアの原住民ヤマナ族について紹介したいと思います。
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パタゴニアのウシュアイアから現在のプエルトナタレスまで、
至る所でその存在を強烈に示してきたヤマナ族。
その世にも不思議な生活習慣と、数奇な運命について紹介します。
ヤマナとは
ヤーガン族、セレクナム族と呼ばれるパタゴニア地域に暮らしていた、
モンゴロイド系の先住民族です。
海で漁をして食料を得て、木々で簡素な小屋を作って生活していたようです。
さらに、詳しくは把握していませんが、特徴的な格好をする数部族の民族が暮らしていたそうです。
裸族だったてよ!
パタゴニア地域は年間を通じて低温で、風が非常に強い地域です。
ちなみに最大風速が60m/sを超えることも珍しくありません。
そして、地図上ではその下に南極がすぐ近く。
その寒さが想像できるでしょう。
そんな中、彼らは裸族でした。
自分がパタゴニア地域に滞在した時は秋の始まりだったのに、かなりの寒かった。
そんな中、裸だったなんて信じられない。
さすがに、毛皮を身にまとうこともあったそうですが、その下は裸同然で暮らしていたようです。
また、アザラシやペンギンなどの動物の脂を体に塗りつけ、保温をしていたそう。
さらに、本当か否か、その裸で暮らしていた理由が衝撃的。
焚き火に当たる時に暖かいから。
なんて理由なんだ!!!
ヤマナ族の格好が衝撃的
そんな生活スタイルを持ったヤマナ族。
そして、彼らは今の私たちからは想像できない姿で儀式を行っていました。
引用画像:monopole1109.blog.fc2.com
衝撃的すぎる。
そして、彼らの美的センスの高さが伺えます。
絶滅してしまった、ヤマナ族
しかし、現在このヤマナ族は滅んでしまいました。
その理由には多くの原因があるようですが、
大きな原因として挙げられるのが、服を着てしまったこと。
パタゴニアにヨーロッパ人が入植してきた際に、裸の彼らを見た入植人たちが、彼らを見た際に不憫に思い服を着ることを教えたのだとか。
しかし、彼らは”洗濯”ということを教えなかった。
その結果疫病が発生し、多くのヤマナ族がなくなったのだとか。
入植者たちとの抗争や虐待、入植者の増加に伴うアザラシ等の乱獲による食糧難、などなど。
多くの理由が複雑に絡み、ヤマナ族は滅んだそうですが、
大きな原因が疫病の蔓延によるというところが、非常に考えさせられます。
もともと免疫のない病原菌が入ってきて多くの人々が亡くなったことは、アメリカのインディアンに通じるところがありますが、
『服を着ることが良いことだ』という当時のヨーロッパ人による一歩的な価値観の押し付けにより民族が滅んだということは、現代に生きる自分たちもここから多くを学ばなければならないと感じます。
ヤマナ族から学ぶこと
ダイバーシティ(多様性)の重要性が叫ばれている現在ですが、
日頃生活している日常にも、ここから学び活かしていかなければならないことが多いはずです。
やりたいっていう夢を、現実性がないからダメだよ、やめたほうがいいよという、周りの人々。
そして、彼の夢は…
ちょっとしたことでも、周り人々の価値観の押し付けにより、その芽や将来性を摘んでしまっていることは多くあるのではないでしょうか?
僕は理学療法士ですが、患者さんと関わる上で多くの失敗をしました。
患者さんが描いている生活像と、自分が良いと思っている生活像のズレにより、たくさんの負担を患者さんに負担をかけてしまいました。
今思い返しても、申し訳ない気持ちになることがあります。
その時の自分に、相手の気持ちやその後の結果を想像する力が足りなかったのだと思います。
当たり前だって言われるけど、難しいこと。
相手をまず受け容れる。
押し付けではなく、相手のことをしっかりと考えた上でのアドバイス。
そして相手の生活や人生にちょっかいをかけたのなら、
しっかりと最後まで責任を取ること。
これはヤマナ族の滅亡から、改めて考えされたことでした。
その珍しい生活スタイルと容姿と、その行く末から多くのことを考えされたヤマナ族。
彼らのことは、きっと忘れることはないでしょう。
それでは、次回からはパイネトレッキング開始です!
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コメント2件
akiramushi0608 | 2016.04.14 6:10
いえいえ、そんなことは^^;
だけど、自分も今後気をつけないといけないな〜と思います。
いーこと言うな!子供との接する時もそういうのが大事かもしれんな!勉強になりました!
アスタ・ルエゴ!